伊集院渚の吹替映画・映画鑑賞記

映画文化研究会主宰。映画や、本、音楽、特撮、吹替映画、テレビドラマなどについて記していきます。

山田康雄と木村幌の魅力 「荒鷲の要塞」 吹替映画

荒鷲の要塞」のブルーレイには日本語吹き替え版が収録されています。

水曜ロードショーで放送したものの、短縮版の方です。

水曜ロードショーで初放送の際は、前編後編の2週にわたっての吹き替えだったのですが、そちらの原盤は残っていないのですね…。

クリント・イーストウッドは、フィックスの山田康雄リチャード・バートンは、宇宙戦艦ヤマトのナレーションでも有名な木村幌。どちらも適役です。

 

ナバロンの要塞」と同じくアリステア・マクレーンの原作ですが、私はこちらの方が好きです。

遂に金内吉男版ブルーレイ登場 「殺しのドレス」 吹替映画

ブライアン・デ・パルマ監督の秀作「殺しのドレス」。

現在、発売中のDVDでは、マイケル・ケインの声を、銀河万丈さんが担当。

上手いけれど、なんか違うんです。

そう、本作を最初に日本語で聞いたは、金内吉男さんだったから…。金内さんの知的な雰囲気が作品世界にピッタリ!

あと、羽佐間道夫さんバージョンも収録されて、全部で3パターンが楽しめます。

発売は、来年の2月。今から待ち遠しいです。

今夜、アラン・ドロン 最後のインタビューが放送されます

太陽がいっぱい」などで、日本で圧倒的な人気を誇ったアラン・ドロン

マスコミ嫌いの彼が、最後の映画出演を控えて、NHKの独占インタビューにこたえました。

生い立ち、映画、女性遍歴まで胸中を吐露します。

 

2018年9月22日(土) 午後10時30分からNHK BSプレミアム

で放送されます。

 

もし、野沢那智さまがご存命なら、ボイス・オーヴァーして下さるのに…残念です。

なぜか「沈黙の」が付いていない「暴走特急」 今日みた映画

今やセガール作品は、どんなに凡作でもタイトルの頭に「沈黙の」がついています。

BS無料チャンネルでも放送されています。

 

そもそも、「沈黙の戦艦」が第1作目なのですが、その正当な続編「暴走特急」UNDER SIEGE 2には、邦題に沈黙かついていません。

 

今なら「沈黙の爆走特急」とかなるはずですが、日本公開当時は、前作の後に「沈黙の要塞」というのがあって、結局、列車版「ダイハード」ということで、「暴走特急」になりました。

 

「吹替の力」シリーズのDVDですと、セガールの声が2種類楽しめますよ。

玄田哲章版と、大塚明夫版です。みなさんはどちらがお好きでしょうか?

B級映画のステキな世界 「ピラニア」 今日みた映画

ブラッドフォード・ディルマンが出演すると、たちまち映画にB級感が漂います。でも、好きですよ、彼。

おまけに製作総指揮が、ロジャー・コーマンときたら、少ない予算で大袈裟なB級映画の頂点です。

ラニアがヒュルヒュルと寄ってくると先に血が流れて、画面が曇ります。実際に噛み付いているところは、よくわかりません。

ディルマンが奮闘する一編でした。あっ、監督は売れる前のジョー・ダンテです。

アニメ「宝島」の音楽の素晴らしさ

 

1978年10月8日~1979年4月1日にテレビ放送されたアニメ「宝島」は、胸躍るストーリーです。

内容も傑作ならば、音楽も心にしみる名曲です。

担当したのは、羽田健太郎

 

OP曲の「宝島」は、スケール大きな作品です。番組への期待が高まります。作詞は、岩谷時子。そして、歌は町田よしと(義人)。同時期に歌った角川映画の「野性の証明」もヒットしました。大海原に旅立つ少年の心意気を感じます。

 

ED曲の「小さな船乗り」も、羽田健太郎岩谷時子町田よしとの作品です。チェンバロのイントロが印象的なこの楽曲は、航海の時の少年が故郷に住む母に宛てた歌になっています。優しさに溢れる曲です。

 

今ではあまり再放送されない作品ですが、一度主題歌だけでもお聴きになることをおすすめします。

 

町田義人のベスト盤とか、アニソンのベストアルバムで聴くことができます。 

レンタルもあるようです。

 

朝、元気を出したい時は、OP曲を。夜、1日の疲れを癒すにはED曲を聴かれると効果があります。私もそうしています。

 

   この項参考文献・「日本懐かしアニソン大全」(タツミムック)

本日開始

 

本日からブログを開始します。

今日は雨でした。

シトシトという夜の雨の音は、大好きです。

 雨にも負けず、ブログを書き続けることができたら良いと思っています。

よろしくお願いします。